・国名:トリニダード・トバゴ共和国(Republic of Trinidad and Tobago)
・首都:ポート・オブ・スペイン
・面積:5,130km2
・人口:153万人
・言語:英語、ヒンディー語、フランス語、スペイン語、トリニダード・クレオール語等
・GNI:250億634万米ドル
トリニダード・トバゴはカリブ海地域最大の石油と天然ガス産出国であり、エネルギー関連産業が総輸出額の約8割を占めています。農業生産は盛んではなく、農業生産額の対GDP比は1%程度に留まっています。
(外務省ホームページより)
カカオ生産
カカオ豆生産量:300 トン
(2022年; FAOSTATデータより)
トリニダード・トバゴはカリブ群島の最南端に位置し、高温多湿の熱帯気候で、年平均気温が26.5℃、年間降雨量が1800mmに達します。
カカオの品種の一つ「トリニタリオ種」はトリニダード島が名前の由来で、18世紀にトリニダード島でカカオの疫病が蔓延し、栽培されていたクリオロ種が大きな被害を受けたためフォラステロ種が持ち込まれ、その交配によってトリニタリオ種が生まれたと言われています。
一時期は3万トンを超えるところまで生産量を伸ばしていましたが、近年では生産量自体は少量に留まっています。これは国として歴史的に希少な品種を高級市場に販売し国際的ブランドを築こうという方向性の表れで、遺伝子解析によるカカオの品種の研究も盛んに行われています。
(参考:在トリニダード・トバゴ日本国大使館、株式会社立花商店ホームページ)
トリニダード・トバゴ産カカオを使用した Bean to Bar チョコレート
2U chocolate「Spicy BITTER」
トリニダード・トバゴのカカオとガーナのカカオをブレンドして使用。
ウッディな香りが鼻に抜け、クローブのようなスパイス感やナッティな旨味とコクも広がります。
樽香を思わせる雰囲気もあるため、ウイスキーとのペアリングにも人気の Bean to Bar チョコレートです。